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設計技術グループに配属となって

設計技術グループ(ホブ盤チーム)に配属されて早くも5年の月日が経ちました。

配属当初は、お客様の加工ワークに合わせて先輩が加工レイアウトした治具を図面化する事から始まりました。レイアウトする加工方法はお客様によって異なり、治具種類が何種類もある為、寸法の引き方から部分ごとの公差の入れ方など、覚える要素がたくさんあり大変でした。
配属2年目に、上司より測定装置の新規設計を任されました。
別の機械にて類似の実績があるので参考にしましたが、構造が理解できず思うように構想が進みませんでした。しかし、上司の細かなアドバイスを頂いたおかげで何とか構想が完成し、部品製作まで至りました。

自分で構想した装置が実際に機械に取付けられ動作しているのを見た時は、何とも言えない達成感この仕事にやりがいを感じました。構想中は、壁にぶつかってばかりで何度も逃げ出したくなりましたが先輩方の支えがあったおかげで乗り越えられたのだと思います。

昨年より、GN150ホブ研削盤の主担当になりました。
主に「スラッジ処理等の改善テスト」並びに「加工テスト」、「コストダウン」等の検討を行っております。中でもスラッジ処理の改善テストでは、処理するスラッジの大きさがミクロン単位の微粒子である事からいろいろなメーカーの処理装置で回収能力テストを行ったりして、その改善結果を活かし、日々の機械の開発に励んでおります。

着任当初は、お客様にも、私のような女性が担当者で大丈夫なのかと不安がられる事も有ったかと思いますが、現在は、そのようなこともなく、今後もいろいろな事に挑戦し、国内出張だけではなく海外出張にも行けるよう、今まで以上に技術の習得・レベルアップに努力してまいりたいと思います。

技術部 設計技術グループ 横塚 いづみ