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システムの進歩

お客様のご要望が日々厳しくなっていく代表として、短納期・低価格・高精度・高機能があげられますが、この中の短納期・低価格にお応えするための体制構築の一環として、『基幹システムの刷新』を2年前からスタートさせました。

半年かけて情報収集・新システム候補の絞込み、選定後半年かけて業務手順への対応、さらに半年かけてテストと修正という段階を経て、このほどようやく本稼働にこぎつけることが出来ました。
選定作業の段階から各部門実務担当者をプロジェクトメンバーとして招集して進めたことで、部門間の協力関係がうまく働き、基幹システムの刷新としては比較的短期間での稼働に繋がることとなりました。

思い返せば、約30年前に汎用コンピュータを使い、自社開発で始まったコンピュータシステムでの業務管理。当時、工作機械製造業は一般の製造業とは違うから、パッケージソフトでの管理は上手くいかないという考えが大勢を占めていた時代でありました。しかし、今ではパッケージベンダーの進歩で「個別受注生産」に対応したものが多数発売されていることもあり、最適のソフトに出会ったことも良かったようです。

また、使い慣れたものを変えるのは難しいことです。
「今までこのやり方でうまくいっていたのだから、このやり方で良いじゃないか」という思いに流されることなく、「こうすればもっとよくなる」というKAIZENの考え方が浸透しているからこそできたとも言えます。

コンピュータや情報処理の進歩はとても速く、新しいものがどんどん生まれています。
その中から道具として仕事に役立つものを探し出し、提案していくことも「情報システム部門」の役割です。

そして、それらの道具としての情報システムを使って、今後もより良い製品を提供することで、会社そしてお客様に貢献できるよう努力して参ります。

システム管理室長 河端 英男